心鈴泉-心理学とカウンセリング

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不満を感じた時の考え方

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不満、というと、ネガティブなイメージがあるかもしれませんが、不満がある、ということは、今の状況をより良くするための可能性がそこに眠っている、という見方をすることができます。例えば、不満の内容によっては、ビジネスチャンスが眠っているところ、というのも実際にあったりするかもしれません。不満というのはある意味では状況をよりよくするためのチャンス、という見方をすることができるものかもしれません。


もし、今、不満を感じているとしたら、そこに問題がある、ということに自分が気付いている、ということです。ただ、そこに問題がある、ということに気付いていない人もいます。確実なのは、少なくとも自分はそれに気づいた、ということです。問題が解決して状況がよりよくなっていくための道のりを陸上競技のリレーに例えるなら、自分が不満を感じた、ということは、自分が、その第一走者になった、ということです。

今、バトンをもっているのは、自分です。バトンは捨てることができます。もちろん、その場合、状況が良くなることはないかもしれませんが、リレーに挑戦するのか、それともやめるのか、その選択をすることができます。もし、解決を望むのであれば、走ってみてください。

自分ひとりで走りきることもできますが、不満がある状況、というのは、大抵、自分ひとりの力では、大変なケースが多いと思います。そのバトンは誰かに渡すこともできます。ただ、渡すところまでは、走っていかないといけないです。リレーですから。実際には、リレーと違って、誰かのところまで行ったら、あとは、一緒にやる感じにはなりますが、ここで大切なのは、まず、自分が走ることが求められている、ということです。


例えば、パートナーとの関係の中で不満があるのであれば、バトンをもっているのは、自分です。パートナーにそのバトンを投げつける、という選択もあるかもしれませんが、たぶん、それはあまり上手くいきません。不満を解決するために、パートナーとコミュニケーションすることが求められています。黙っていても状況はよくなりません。最初に走るのは、自分、です。

パートナーにバトンを渡してください。リレーですから、相手が受け取りやすいように、バトンを渡してあげる必要があります。走る、ということは、自分がその関係の中で、リーダーシップを発揮する、ということです。不満のある状況になったのに関して、パートナーの行動に不満があるのであれば、パートナーがどうしてそうするのか、理解から始めてみてください。パートナーにも不満がありそうであれば、その状況の中で、一緒に自分の不満も解決していくために、自分から動いてみてください。例としてパートナーとの間にあるものをあげてみましたが、パートナーに限らず、自分が不満を感じているときに自分から動いてみる、というところは共通です。


もちろん、不満があるときに、自分から動く、というのは、少し納得がいかない感じがするかもしれません。自分以外に問題があって、困っているのは自分なのに、なぜ、自分が頑張らなければならないのか、というところに、怒りがでてくるかもしれません。もちろん、私自身も不満があるとき、そう感じます。とても、めんどくさいな、って思います。ただ、このめんどくさい、って感じるのは、そこに才能を発揮するチャンスがある、っていうサインでもあります。リレーの第一走者は、自分、です。不満を感じたときに、どう反応するかが、そのあとで自分が体験することに大きく影響してきます。


不満を感じているときに、自分から動いて不満を解消する、という経験を積み重ねていくことができれば、それはある意味では自信につながることかもしれません。周囲の状況に関係なく、より良い状況を作っていくための鍵は、自分自身にある、という自覚がより良い人生を作っていくうえで大きな力になっていきます。怒りがあるかもしれませんし、納得いかない感もあるかもしれませんが、それはこの記事を書いている私自身も、実は、同じような感覚を感じます。それは私も一緒です。ただ、それでも、不満があるときこそ、チャンスです。一緒にチャレンジしていければ、と思っています。