心鈴泉-心理学とカウンセリング

人間関係、恋愛、仕事の各シーンで使える心理学についての記事を記載しています。

結婚の話を出したら相手が冷たくなったように感じられるとき

f:id:shinrinsen:20181127061003j:plain

パートナーに結婚の話をし始めたら、相手の態度が冷たくなったり、避けようとしてきたりする、ということはあるでしょうか?
甘い言葉というと少し語弊があるかもしれませんが、結婚も考えているとか、結婚前提で付き合っている、と行った感じの言葉をパートナーから聞いたことはあるものの、本気で結婚の話を進めようとすると、はっきりとした理由を言われることもなく、なんとなく抵抗感がパートナーから出てくる、というケースもあるかもしれません。結婚するようなことを言っていたのに、いざとなると、まだ余裕がない、という前と違う話をされたり、その結果パートナーと揉めるような感じになったり、相手からの連絡が途切れがちになる、というパターンもあるかもしれません。

優柔不断な態度だったり、のらりくらりとした感じの言い回しをされたり、今は出来ないなどと結婚を延ばし延ばしにされた挙句、結局別れることになったかと思いきや、他の女とはさっさと結婚されたりなんかすると、腹が立って仕方がない、なんていう経験をされた方もおられるかもしれません。結婚詐欺ならぬ、結婚するする詐欺。これをキーワードに検索すると色々出てきたりします。


今のパートナーと結婚したい、という気持ちはあるものの、それをきっかけに冷たい態度を取られるようになった場合、どうしていくのがいいと思われるでしょうか?
しばらく様子を見つつあまり突っ込んだ話をしない方が良いのか、、、、タイミングをみて、別の形で結婚に関してもう一度聞いてみた方がいいのか、、、色々と迷いが出てくるものかもしれませんが、パートナーをうまくコントロールしようとする方向に気持ちを向けてみたところで、イライラ感ばかりが募ってくるものかもしれません。

ここで、パートナーの方へ向けていた視点を向けていたのを一旦やめて、、、、視点を自分自身の方に向けて見てください。

あなた自身はどうしたいでしょうか?
あなた自身が、彼との結婚に何を求めているのか、ということや、あなた自身が本当に欲しいものってなんだろうか、という部分に注目してみてください。

彼とずっと一緒にいたい、というのが一番求めているものでしょうか?
最優先したいのは、結婚するということ、でしょうか?
子供が欲しい、という気持ちが一番強いでしょうか?
全部欲しくって、何一つ妥協なんてしたくない、でしょうか?

極端な話かもしれませんが、例えば、このパートナーとは結婚できないのだとしてもずっと一緒にいたいって思っているのか、あるいは、結婚できないようなパートナーならば別れて、別の結婚できるような人とお付き合いをしたいのか、、、、そんなことを自分自身に問いかけたとしたら、どんな答えが返ってくるでしょうか?

彼との結婚が欲しい、というのはもちろんあると思います。ただ、そもそも、私が一番望んでいるものってなんだろうって考えてみてください。彼との結婚を通して、私が欲しいものってなんだろう?って考えてみたら、どんな答えが返ってくるでしょうか?
自分の望んでいることや自分がしたいと思っているについて、深く見つめて、心の中の整理をしてみてください。


パートナーの気持ちを軸にして物事を考えるのではなく、自分がどうしたいのかを軸にして物事を考えて動いた方が良いです。パートナーの気持ちを軸にした結果、あなたはパートナーの気持ちに振り回されるような感じになり、結果的に、あなたが面白くない状況になった場合、あなたは自分の不幸をパートナーのせいにしたくなってしまいます。

幸せを受け取るためには、自分の人生の舵は、自分でしっかりと持つことが大切です。パートナーの気持ちを汲み取ることについては、あくまで、自分がどうしたいのかを中心軸にして物事を考えた上で、あなた自身の気持ちが明確で、どこに進んでいきたいのかという気持ちがきっちりと固まっている状態で、その上で、パートナーの気持ちを汲み取った方が良いです。

ここの順番が逆で、相手はどうしたいんだろう、、、の後で、じゃあ、私はこうしたい、なんていう順番になっていると、、、、あなたの人生が幸せになるかどうかは、相手の態度や行動に大きく依存することになります。主体的に自分の人生を描いていくことができなくなりますので、できればこのやり方はやめておいた方が良いです。それよりも、まず最初に「私はこうしたい」という部分をしっかり持つこと。次に、それに対して相手から反応があって、それに対して、じゃあ私はこうする、ということを選択していくという順番で物事を考えた方が良いです。


「パートナーと結婚したいけど、パートナーが何を考えているかわからないし、どうやったらその気にさせられるのかわからないし、、、、」
という感じで、今の状況でパートナーがどう思っているのかを中心にすえて物事を考えた場合、手詰まりになりますが、自分がやりたいことを軸に考えると、現状の見え方がちょっと変わってきます。

「パートナーがどういう態度を取ってくるのであれ、私はこうしたい。仮にもし、私がしたことに対して、パートナーがこういう反応をしてきたなら、、、、じゃあ、次は私はこうしたい。」
という感じで、自分がどうしたいのかを明確にしてみてください。自分がどうしたいのかを中心にすえて物事をみていくと、だんだんと自分のやるべきことも見えてきます。パートナーが結婚に対して明確な態度を取っていない場合、まずは、自分の気持ちを明確にすること。自分が欲しいものが明確になったら、次は、覚悟を決めてコミットする、ということが大切です。コミットというのは、全力で取り組む、といった意味合いの言葉で、必ずやり切ると決意する、とか、本気になる、といった感じのものです。

例えば、パートナーと一緒にいるということが自分の中で最も大切なことだ、ということが明確になれば、まずはパートナーに歩調を合わせるということや、待ってみるということや、今の時間を楽しむ、と言ったことが重要になってきます。この場合は、結婚する、ということの優先度は一旦下げても良いかもしれません。

例えば、結婚するということが最も大切、ということが明確なのであれば、結婚できないなら別れる、という選択肢も最終的には見えてくると思います。その場合、自分が結婚をしたいということと、もし、結婚ができないようなら別れも考えていきたい、ということをパートナーにもうはっきりと伝えてしまって、相手が考える時間にも明確な期限をつけて、パートナーに決断を迫るのも全然ありだと思います。本当に結婚を望むのであれば、結婚できない相手と関係をズルズル維持していくのは、自分自身のためにならないです。

結婚への決意が固い場合は、結婚についての自分の気持ちを正直に話した上で、結論をパートナーに一度委ねてみても良いと思います。例えばそこで、結婚はまだ無理だけど関係性は続けていきたい、とか、XXXが終わったら結婚する、とか、あるいは、逃げる(もう連絡してこなくなったり、話をすることを避ける)など、パートナーからのリアクションがなんらかあると思います。それを受けて、あなたなりの結論を出してみてもよいと思います。あれこれと駆け引きや腹の探り合いをするよりも、相手の本音が見えると思います。パートナーに結婚するつもりはあるものの、時期的なことや準備的なことなど、あれやこれやと結婚に対しての抵抗感が出てきているというのが、パートナーの本音、というケースもあると思います。その場合は、抵抗感が出ている部分に関して、コミュニケーションをしていくことで、抵抗感をある程度和らげてあげる、というのも良いかもしれません。


パートナーが今何を考えているのかは明確ではないですが、もし、あなたを利用するような気持ちを抱いているような相手の場合、あなたが態度を明確にすることで、パートナーはあなたを利用できなくなります。どうしたいのかが明確になっていて、それを物事の中心軸においている人からは、そう言った人は離れていきます。仮に離れていかないのならば、それはあなたにとっても価値があるから、ということになります。その場合は、あなたも相手を利用しているところがあるのかもしれません。

パートナーはあなたのことを本当に愛しているけれども、結婚というと腰が引けている、というだけの状態ならば、あなたが態度を明確にすることで、結婚に関してあなたがリーダーシップを発揮できるようになります。どちらかというと、パートナーの気持ちを軸にして物事を考えていると、この場合、物事が進まないので、あなたがコミットして、あなたがいきたい方向にグイグイ引っ張っていく形の方が良いです。

例えばあなたが女性で、パートナーは男性で、あなたがリーダーシップを取るのが苦手なタイプだったり、男性にリードされたい気持ちを持っているタイプだったとしても、彼があなたのことを愛していて、彼が結婚に対して腰が引けている状態で、あなたにとっての最優先が結婚したい!、であれば、あなたが彼を引っ張ってあげてください。例えば「プロポーズは彼から言って欲しい!」といったこだわりのようなものがあったとしても、もしそれがあなたの最優先でないのであれば、仮にそのプロポーズ待ちが結果的に結婚の障害になってくるようならば、そういったこだわりも手放して、あなたの最優先にコミットしてください。そのほうが、良い結果が出せると思います。


パートナーに結婚の話をし始めたら、相手の態度が冷たくなったり、避けようとしてきたりする、という時のことについて、私なりに書いてみました。何かしら参考になるところがあれば、幸いです。