心鈴泉-心理学とカウンセリング

人間関係、恋愛、仕事の各シーンで使える心理学についての記事を記載しています。

やりたいことが見つからないとき

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日々の暮らしに充実感はどのくらい感じているでしょうか?
楽しいことを仕事にしていたり、趣味や大切な人との時間を楽しんでおられる方であれば、とても充実している!、という感じの状態だったり、もしくは、問題や課題のようなものが一切無い訳ではないけれども、基本的には毎日楽しいよ、という方もおられるかもしれません。

ただ、人によっては充実感と言われても、なんだかピンと来ないようなケースもあるのではないかと思います。例えば、特にこれといってやりたいと思えることもあまりなく、何かに強い意欲を感じるということも基本的にはない、といった受動的な感じを抱えていて、充実感といわれてもなんだかなあ・・・・と、ちょっとモヤっとするような感じの方もおられるかもしれません。

自発的にやりたいと感じることが少なくて、楽な方に流れることが多いけれども、内心、本当にこのままでいいのかな、、、、といった何となくモヤモヤした感じを抱えている、という状況もあるかもしれませんね。

そういったモヤモヤ感を抱えている場合にちょっと振り返ってみてもらいたかったりする部分があります。そのやる気のなさのようなものは、ずっと昔から抱えていたものでしょうか?大人になる前や、あるいは、もっとさかのぼって幼かった頃のことを思い返すと、またちょっと違う感じだったような、と思えるような部分はないでしょうか?


僕たちは子供の頃、親からしつけを受けます。親の方針にもよりますが、基本的には、これやっちゃダメ! あれやっちゃダメ! といったことを言われたり、耳にしたりすることが多いかもしれません。ある意味では、ここで我慢というものを覚えたりもします。その中で、やりたいことをやりたいようにやる、ということを自分の中で強く抑制していく方がおられたり、あるいは、罪悪感を覚えていくようなパターンもあるかもしれません。

僕たちは成長していくに従って、やりたいことをやろうと思っても、自分より上手にやる人、というのを目にすることがあるかもしれません。身の程を知る、とか、劣等感を感じる、とか、あの人は当たり前のようにできるみたいだけれども、自分にはあんな風にできない、と思えるような経験を通して、無力感や人によっては絶望感のようなものを感じることもあるものかもしれません。

大人になっていくに従って僕たちは、やらなければならないことや、やるべきこと、というものを抱えていきます。義務や役割、とかいったものです。お金を稼ごうとするなら、やって当たり前のこと、というのが出てくることもありますし、日々の暮らしの中でも、やらないといけないこと、というのは、何かしら出てきたりします。やりたいこと、といったものの出番がやって来るというよりも、そういった義務的なものが、ある意味では重要度の高いものとして、僕たちの上に積まれていきます。もしくは、何かやりたいことがあったとしても、それをやりたいなら、これをやらないといけない、というように、僕たちの上には、仕事、のようなものが積まれていきます。そこで、やるべきことや、やらなければならないことに対処することに疲れていく感じになることもあるかもしれません。

そんな中で、今、やりたいこと、よりも、それ以外のことに意識を奪われていきがちになると、僕たちの中から、やりたいことに向ける意欲や、ワクワク感のようなものが遠ざかっていきます。


今振り返ってみて、自分の心の内側は、どんな感じになっていると思えますでしょうか?
やりたいことやワクワク感のようなものが心の中にあったとしても、その上に、我慢、罪悪感、身の程を知る、劣等感、無力感、絶望感、やらなければならないこと、やるべきこと、義務感、役割、などいろんなものが積み重なって、ワクワク感や、やりたいことをやりたいという想いが、心の底の方に沈んでしまって、非常に見えにくくなってしまっている、としたら、もし可能ならその部分をもう一度表に出る形にしてあげたい、と思えるでしょうか?


今、ワクワク感を感じられる部分があまりないとしたら、まずは、それを求めることからスタートしてみてください。仕事でも趣味でも遊びでもなんでも良いのですが、ワクワク感を感じさせてくれるものを、どんな形でも良いので取り入れようとしてみてください。今まであんまり意識していなかったとしたら、ワクワク感を感じられるものを見つけるまでに時間がかかることもあるかもしれませんが、ちょっと意識して探してみてください。充実感を感じるためには、今やっていることの価値や意味を自分が感じている、という要素が求められてきます。ワクワク感があって、好きで楽しいことをやっているエネルギーに触れることができた度合いだけ、それを実感しやすくなります。

ただ、誰かから決められたことや、周囲で言われていることの中に、自分が価値を感じたり、意味を感じる、という要素は直接的には生まれません。やっていることの価値や意味を感じる、という部分には、自分が考えて、自分が決める、という部分が求められてきます。自分にとって何が楽しくて、何がワクワク感を感じるもので、何が居心地が良くて、何が好きで、どうありたいと思っているか、という部分が大切です。そういったものががないところをベースにして、誰かが言っていることや、どこかで耳にしたようなことの中から、無理やり自分がやりたいことを探そうとしても、ちょっと無理があります。そういったことも何かのきっかけにはなります。ただ、一番大切なのは、自分が何を感じているか、という部分です。


ワクワク感や楽しさといった部分を、今感じることができないのだとしたら、昔はどんなことに感じていたでしょうか?
昔感じていた感覚を、いま感じれないようにブロックしているような部分が自分の心の中にあるとしたら、それは何でしょうか?
罪悪感や絶望感のようなものがあって、自分で自分のその部分をブロックしていることも、もしかしたら、あるかもしれません。ワクワク感や楽しさを感じにくくなっているというだけではなく、自分でそれを抑え込んでいるような感じです。

もし、そういったものがあると感じるのなら、自分の心に聞いてみてもらいたいことがあります。そのブロックは手放すことはできるものでしょうか?
手放せるとしたら、手放したいでしょうか?

過去は必要かもしれなかった、自分を縛るルールのようなものがあるとして、それは今もまだ必要なものでしょうか?
今はもう必要ないかもしれないと思えるのなら、手放すということを心の中で選択してください。ブロックが解消された度合いだけ、ワクワク感や楽しさを感じるためのスペースが心の中に生まれていきます。


充実感を感じられなかったり、やりたいことが見つからないと思えるような時のことについて、私なりに掘り下げて書いて見ました。自分がどんなことに、ワクワク感や楽しさを感じるでしょうか?やりたいことが見つからない時や、毎日の中に充実感がない時には、その部分にフォーカスを当ててみてください。