心鈴泉-心理学とカウンセリング

人間関係、恋愛、仕事の各シーンで使える心理学についての記事を記載しています。

職場にいる合わない人

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職場にはいろんな人がいらっしゃると思います。非常に個性的な人だったり、あんまり自分を出さない人だったり、真面目な人だったり、飲み会になると元気になる人だったり、様々です。いろんなタイプの人たちとの人間関係がそこでは形成されて行くと思います。ただ、中には、自分に合う人もいれば、なんだか合わないなと感じる人もいるかもしれません。

自分の心の中で封印している要素がある場合、例えば、怒ることを自分に許していない場合、いつも怒ってばかりいるような人が苦手になることがあります。人に甘えることを自分に許していない場合、人に頼ってばかりいる人を見るとイライラしてしまうことがあります。なんだか合わないな、、、、ということの裏側に、その人がしていることで、自分が否定しているようなことがある場合は、自分が心の中で封印していることが原因で、苦手な人ができている、、、、なんていうことがあります。

仕事上あんまり関わりがないのであれば、特に気にならないかもしれませんが、もし、この苦手な感じをなんとかしたい、という場合には、自分の内側にある、この心の中で封印している部分に対してのケアを行うことで、その意識を変えて行くことができます。


その人のどんな部分が嫌でしょうか?
その人だけではなく、同じようなことをする人はだいたい苦手だな、と思えるようなところは、自分にとって、合わない、と感じる時の一つの基準のようなものになっているかもしれませんね。その基準に合致するようなことは、自分自身は避けたり、心の中で封印していることが多いと思います。

ただ、心の中で封印するというのは、苦手な人ができる、という以外にも、自分にとっての枠組みというか、許容範囲というか、受け取れるものを制限してしまう、といったことがあります。

例えば、怒る、ということは、できればしない方が良いことのように思えるかもしれません。ただ、怒るということを封印していると、怒らなきゃいけない時に怒れなくなったり、怒りを溜め込んでしまうことで犠牲的になったり、時に違う形で爆発してしまうこともあります。あくまで一つの例として、怒る、ということをあげましたが、自分にとって制限しているものがあることで、いろんな弊害が生まれてくるという一面があります。

ある意味では、合わない人、というのは、そういう一面に気づかせてくれる人、とも言えます。その人が自分に見せてくれることで、自分にとっても受け入れた方が良いのだろうな、と思えるような部分には、どんなものがあるでしょうか?

例えば、男性に媚びるような態度をとる女性がいたとして、見てるだけでイライラする、ということがあったとします。その場合、媚びるというのにはあまり価値がないように思えたとしても、男性に甘える、という部分は受け入れても良いかもしれないな、と思えるなら、その部分を受け入れようと意識する、という感じです。自分が合わないな、と感じる人の振る舞いをみて、ネガティブな評価を心の中でするだけではなく、価値があると思えるようなところで、取り入れても良いと思える部分を取り入れてみてください。

その人に価値を見た度合いだけ、あるいは、取り入れても良いと思える部分を見れた分だけ、自然とその人に対して持っている、合わないな、という感覚も少し薄れていく、ということもあります。職場にいる合わない人を見ていて、あ、自分にない良い部分も持っているかも、なんて思える場合には、ぜひ、その人から受け取れるものは、受け取っていく、ということを試していただければ、と思います。


ただ、もし、合わない人との人間関係で強いストレスを感じているような場合は、上記に書いたケースとはちょっと違う形で見てもらった方が良いかもしれません。日々を平和に過ごしたいと思っていても、気の合わない人のことでイライラするようなことが頻繁にあったり、ストレスを極端に強く感じるようなことがあるようであれば、朝、仕事にいきたくない気分になったり、場合によってはそこからの異動希望を会社に伝えたり、中には離職を検討される方もおられるかもしれない、なんて思っています。

そういう場合には、そういったストレスを減らすためには、その人と心理的に距離をとるということを考えた方が良いかもしれません。ストレスを減らすためには、嫌な出来事はためこまないで誰かに話す、自分に共感してくれる味方を作る、その人となるべく関わらない、その人のストレスのある部分のことを自分の中で「ああいう人だから」と割り切る、といったものが有効です。合わない人と心理的に距離を置くことができると、ちょっとでも心に余裕を生み出していくことができるようになります。その辺りについては、少し切り口は違いますが、嫌いな人がいる場合のことについて以前に書いた記事があります。参考になれば見てみてくださいませ。

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