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心鈴泉-心理学とカウンセリング

人間関係、恋愛、仕事の各シーンで使える心理学についての記事を記載しています。

自分自身を後回しにしてしまうパターン

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今回の記事は、自分の周りにいる大切な人、たとえば、恋人だったり、
誰か助けたい人、だったりしますが、そういう人のことを犠牲的に愛してしまう人、
に向けてのメッセージ、のような感じの内容です。

人のことばっかりで、自分のことは後回し、、、という人に向けて響くような
内容にしているので、ピンとこない人もいるかもしれませんが、
ちょっと、今回はそんな感じで書いていきます。

 

誰か大切な人を愛そうとしたときに、
とても犠牲的になってしまうということがあります。
何か自分自身のことは後回しで、
その人のことを優先することで頭がいっぱいになってしまう感じです。

自分でも気づきにくいかもしれませんが、
そういう場合、愛したいから愛しているというよりも、
相手に認めてもらいたいから愛している、
という部分が隠れていることがあります。

自分で自分の価値をとても低く扱っている場合、
無価値な自分でも、相手から愛や承認を得ようとするために、
とても犠牲的に相手のことを愛そうとする、というパターンが作られることがあります。
ここにはまると、あいてからの愛や承認がどうしても欲しいので、
相手の言いなりになったり、相手に自分をコントロールさせたりすることもあります。


ここにはまる人は、ある意味ではとても愛情深い人です。
自分自身を捨ててでも、相手を愛する、ということに一生懸命なのですが、
そのときに、自分の内側にある弱い部分をなおざりにしてしまっています。

犠牲的な愛し方をしてしまっているのは、
もしかしたら、過去の家族内での人間関係が影響している、かもしれません。
そこで、愛情を受ける、ということに関して、
何か十分ではなかったり、ダメな自分というのを強烈に感じているなかで、
心の中で、自分で自分にダメ出しをし続けていた、のかもしれません。

自分の中で自分の価値が低いと、自分のことが後回しになりやすいです。
自分のことを大切に扱わないのが、何か癖になってしまうような感じかもしれません。
自分にとって大切な人から愛されるというような体験があっても、
全然受け取れなかったり、相手のことが信じられなくて相手を試してしまう、
ということをやってしまうこともあります。


大切なことは、自分自身を愛する、という部分です。
自分にとって大切な人の弱い部分を見て、助けたいと思ったり、
愛したいと思うのは良いのですが、
同じように、自分自身の弱い部分も大切にしてあげる、という部分が
とっても大事です。

心の中で、自分自身の中にいる、とっても弱い部分をイメージしてみてください。
それは、自分のことを無価値に感じている部分です。
とっても自身がなかったり、自分のことを嫌われ者のように感じていたり、
邪魔もののように感じているような部分です。
ただ、それはとっても愛されることを必要としている部分、というのは、
とってもよくわかると思います。
愛されたいけれども、愛されてこなかったような、とっても心の中で弱くて依存的な部分です。

心の中で、その部分を抱きしめてあげてみて下さい。
普段、あなたが他の人を大切にしているように、です。
他の人にはやってあげてきたけれども、
自分のことをそんな風に愛してもらえなかった、かもしれません。
心の中で、自分のその弱い部分を抱きしめて、
その弱い部分が言ってもらいたい言葉を、言ってあげてみてください。


もし、これをやってみて、何か心が軽くなる感じがあるとしたら、素晴らしいです。
自分自身がここに存在している、ということに、価値を感じることができたり、
承認を与えることができた、といってもよいかもしれません。

犠牲的な愛し方の裏側には、自分自身をひどく扱っている、という部分があります。
もし、ここに思い当たる部分がある方は、ぜひ、自分自身の弱い部分を抱きしめてあげる、
ということを試して、そのときの感覚を体験してみて下さい。